クリスマスまで1か月を切り、クリスマス商戦が本格化するなか、今年のおもちゃのトレンドを取材してみると、興味深い傾向が見えてきました。少子化で子どもの数が減っているなかで、大人をターゲットにする動きもあるようです。
もうすぐクリスマス。子どもたちのプレゼント選びに悩んでいるというサンタさんも多いなか、今年のおもちゃのトレンドを、おもちゃを扱う会社に聞いてみました。まずは…
ハピネット 経営企画チーム 渡辺愛理さん
「コミュニケーションペットトイを注目商品として考えております。コミュニケーションペットトイとは、話しかけたり、触ったりすると、それに反応しておもちゃが話し返してくれたり、音を発したり、おもちゃ自体が光ったりと様々な動きをして反応を返してくれるおもちゃになっております」
コロナ禍の巣ごもり需要でニーズが広がったのがきっかけで、今年は様々なメーカーからコミュニケーションペットトイが発売をされているということです。続いては…
ハピネット 経営企画チーム 渡辺愛理さん
「リバイバル玩具に注目をしています。こちらは、昔流行していたおもちゃがいま、新しい技術やいまの技術を取り入れて、復活・進化したおもちゃになるんですけども」
小崎純佳アナウンサー
「このベイブレード、私が小学生の時に大流行していたおもちゃで、子ども心を思い出します」
現代版のベーゴマ玩具「ベイブレード」や「ハイパーヨーヨー」などが、リバイバル玩具として登場しています。
「アクセルスピン、アクセルスピン、アクセルスピンからのDNA」
当時こうしたおもちゃで遊んでいた子どもたちが、いま親世代となり、当時の懐かしさを感じながら親子2世代で遊べるという魅力があるといいます。
一方、少子化で子どもの数が減る中で、おもちゃ市場を巡ってはこんな変化も…
ハピネット 経営企画チーム 渡辺愛理さん
「大人向けというところで申し上げるとキダルト需要も弊社としては注目しております。キダルトというのは、キッズとアダルトを掛け合わせた言葉でして、子どものような心を持った大人を意味する言葉になっております」
おもちゃのターゲットは、いまや子どもだけでなく大人も。
例えば、おなじみの「リカちゃん」の大人向けシリーズや「トミカプレミアム」など、定番商品をリニューアルして大人をターゲットにした商品が発売されています。
このキダルト需要の増加により子どもへの買い与えの抵抗感が減り、おもちゃの購入拡大につながっていると推測されています。
もうすぐクリスマス。子どもだけでなく、大人もあわせて家族みんなで思いっきりで遊ぶというのもありかもしれません。
【BSSニュース】
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【TBS NEWS DIG】
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