高校生が作った木工おもちゃで子どもたちが防火・防災学ぶ

おもちゃ

子どもたちに、遊びながら防火・防災について学んでもらおうと、北九州市の戸畑工業高校の生徒らが作った木工品が10日、贈られました。

「素敵な贈り物をありがとうございます」戸畑工業高校では、2004年から毎年、生徒自らが製作した木工品を、戸畑区内の保育園児や幼稚園児にプレゼントしています。

ことし贈られたのは、「火の用心キッチン」、コンロ火災を防ぐために、「離れるときは、切りましょう!」と子どもも気を付けられるように大きく書かれています。

戸畑工業高校・建築科蕨野祥真さん(18)は、「火をつけて料理が終わったら火を消してねと伝えるように作りました。将来、火の消し忘れがないように」と子どもたちに呼びかけています。

この日は地震に備えた安全確保の訓練も行われ、園児らは楽しみながら防災について学んでいました。